ソルト&ペッパー
見た目気弱そうな男子が私にナイフを突きつける。
本当に刺す気なのか避けた私の頬を刃が掠め、生暖かい血が流れた。

「どうした?もう終わりか?ちなさんよぉ?」
「…はぁ?だれがこんな雑魚に負けるかよ…ッ!」

素早く立ち上がり、足の痛みを感じる前に後ろ蹴り。よろめく間に超豪快ストレートを鼻めがけてぶち込んだ。
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