春色に恋して


その日の帰り。


私は部屋で舞衣ちゃんとメールをしていた。



【図書委員、どーだった?】

【話なんて聞いてないよ。】

【そっかぁ(笑)そういや、やっぱり私も図書委員にすればよかったなって!】



「…はぁ?」

【なんで?】

【え、あんた見てないの?!同じ委員会なのに信じらんない!!学年1のイケメンがいるってのにさ!】


「イケメン?」

それって、まさかだとは思うけど…


【その人って淡い茶色の髪の子?】



【そだよ!5組の成瀬くん!運動も勉強もできて、顔も良くて完璧男子なんだよねー!】


うそ…そうなんだ。

彼は好かれているのか。


まぁそうだよね。人気者なら仕方ないよね…


どうりで私も好きになるわけだ。






今まで学年で人気の男の人を好きになって来なかった私が学年1のモテ男子に好意を持ってしまった。
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