俺様ダーリン!?
俺はただ先輩のあとについていった。

会話もないままに…。


屋上に着くと先輩は話し出した。

「いきなり…ごめんね。

突然なんだけどっ…
あたしと付き合ってくれないかな…?」



え?
俺は驚いた。
人気で告白もよくされていると言われてるこの人が…

何で俺なんかに?
話したことも関わったこともないのに。

俺が黙ったままいるとまた先輩は話し出した。

「そうだよね…
関わったこともないのにいきなりだよね;;

ごめん…ね。」

先輩はそう言いながら涙を流した。

立ち去ろうとする先輩に俺は声をかけた。

「あのっ、友達から…ってのでもいいですか?」

先輩は俺の言葉を聞くとすぐ俺の所に近づいてきて

「ありがとう!
嬉しいっ。
これから…よろしくね。」

そう告げた。
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