俺様ダーリン!?
俺はいつのまにか癖になってたんだ。
優香も見てる気がして…。


そんな俺に先輩は気づいてたんだね。

俺は先輩に全てを話した。
優香を好きだったということ、
優香を未だに想ってしまうこと。
先輩は最後まで真剣に聞いてくれた。
それどころか俺の話しに涙を流してくれた━━。


先輩を涙を拭きながら言った。

「その子を好きなままでいい。
いつか…私が忘れさせてあげるから...

私と付き合うの考えてくれないかな?」


俺は先輩の言葉に頷いた。

ここまでしてくれる人はいない。
だから俺はその先輩の気持ちにちゃんと答えよう━━、そう思ったんだ。


次の日俺は先輩の元へ向かった。
昨日の返事を伝えるために。

先輩が俺の所へ来る。

俺は何故か緊張しながら話し出した。
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