俺様ダーリン!?
『ん〜…
ギターとか詳しくないから
分かんないけど…
こっちかなあ?』

あたしは自分の好みの方を
指差した。

「ありがと、優花っ。
じゃあ、店長っ、
そーゆーことで★
また来ます。」

「おう。
ひなた、今日、聞けよ!
頑張ってな。」

ひなたは店長にピースをし
店を後にした。

あたしは訳もわからないままひなたに連れられ店を出た。

『ねぇ、ひなた!

何だったの?

店長の言ってた“聞け”って何?』

あたしはひなたに言い続けた。
だけどひなたは答えてくれない。

『ちょっと、ひなたっ!!』

あたしがそう言うと
ひなたはいきなり立ち止まってあたしの方を向いた。
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