俺様ダーリン!?
「俺は…、
今までずっと優花と一緒だったし、幼なじみみたいなもんなんだ。
だから優花と一緒にやりたいんだ。」

あたしは迷っていた。
ひなたとやれるのは嬉しい。
だけど、あたしの歌唱力がひなたにあっているのか…
それが不安だった。

だからあたしはひなたに
言った。

『ひなた…、
ひなたにこんな事言われるなんて思ってなかったから嬉しいよ。
でもね、ひなたのギターにあう歌唱力があるかって言ったら自信ないの。
だから…今日1日考えさせて?
また明日、答え言うから…』

あたしがそう告げると

「分かった。
明日、返事待ってる。
だけど…これだけは言わせて。
優花の歌唱力は凄いんだ。
だから俺とやってほしい。
今日はいきなりごめんな。」

そう言って、あたしと別れた。

あたしは家に帰ってからも
悩み続けた。

ひなたとやれたら
どれだけ楽しいだろう。
だけど恐がってる自分もいる。

だけどあたしは答えを決めた。
あたしがしたいように…
後悔なんてしたくない。

そう決意して…。
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