俺様ダーリン!?
あたりを見渡せばもうだいぶ人が集まっていた。


時計を見るともう始まる時間。

しばらく経つと花火が上がり始めた。

『やっばい!!
ひなた!
超、きれーっ(´∀`*)。*゜+。*゜』

ひなたのとなりで興奮するあたし。

あたしは花火に集中する。

そんなあたしの手をしっかり握るひなた。

なんかそれが嬉しくて、
でも恥ずかしくて横が向けなくて。


あたしはずっと花火を見続けた。

でもたまにこっそり見てたり。
ひなたにバレてるかもだけどねっ;;


花火も終盤に差し掛かった頃…
ずっと黙っていたひなたが口を開いた。


「なぁ、優花…。
ずっと前から思ってたんだけど…
俺と…付き合ってくんないかな?

ずっと…
好きだった。

引っ越す前、告白しようとしたけど無理だった。
そのあと、他の人と付き合ったけど…
やっぱりダメで…。

俺は優花じゃないとダメなんだ。

ダメ…かな?

いきなりごめんな。
前の彼氏を忘れてないならそれでもいい。
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