俺様ダーリン!?
「これ出る気ない?」

えっ!?

あたしとひなたは2人して
向き合った。

『ひなた…
どうするの?』

ひなたはあたしの問いかけに少し悩んだあと答えた。

「もし…
優花がいいって言うなら
俺はやってみたい。」

ひなたが真剣な目をして
言ってきた。

『うん━━━。
分かった。
いいよ。
出来るか分かんないけど…
あたしもひなたと一緒に
頑張ってみる。』

あたしがそう答えると
ひなたはあたしに抱きついた。

「優花っ、
ありがとな。」

そう呟いて…。

「おしっ。
じゃあ、俺が申し込んどくな!
頑張れよ〜っ!
見に行くから★」

店長はそう言って笑った。

「当たり前!
俺らの凄さ、みんなに
見せてきますよっ!
なっ、優花!」

『う、うんっ!』

ひなたは輝くような笑顔で笑った。
その笑顔はあたしにも勇気を与えた。
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