俺様ダーリン!?

あたしは泣きながら話すためうまく話せない。

でも隼クンはずっと抱きしめたまま話を聞いてくれた。

「そっか…
そんなことがあったんだな。
辛かったな…

今日、俺んち来るか?
一人だと…
また悩むだろ?


あ。間違っても変なことはしねぇから安心しろよ?」

そう言って笑った。

『わかってるよっ!
何年、隼クンといると思ってるのー?』

あたしも笑う。

「だいぶ、良くなったか…

優花、どうする?」

『行こうかな…

あ、彼女さんとか…
大丈夫っ?』

「はは。
大丈夫だよ!
優花のことよく知ってる人だし。」

『……?』

「今…、ひなたが教えてる教室の先生♪

中林 香(ナカバヤシ カオル)って覚えてる?」

『な、中ちゃん!?

まぢ?
びっくりー!!

超懐かしいっ♪

あたしも最後の方、
教えてもらったし!!』

「じゃあ、香も呼ぶか。」
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