俺様ダーリン!?
隼汰は家に帰ったあと、ひなたに電話していた。

「…もしもし、ひなた?

あのさ、優花から全部聞いた。

優花、泣いてたよ。」

「…っ、なんで隼汰がそんなこと…!!」

「学校来たとき目が腫れてたから、聞いたんだよ。
優花は最初黙ってたけど、聞き出したんだ。


今回のことはもうどうにもならない。
ひなたも知らなかったわけだからお前が100%悪いわけではないと思う。


だけどな、やっぱり柏木先生からじゃなく、お前の口から聞きたかったんだと思う。」

「……。

俺…どうしたらいいんだろ…」

「それは…
自分で考えな。
俺が口出すことじゃない。
でもな、一つだけ言っといてやるよ。

ちゃんと会って、お前の気持ち全部伝えろ。

今は…まだ優花の気持ちも落ち着いてないから急がなくていいと思う。
お前のタイミングでいいから…。

ちゃんと思ってること伝えろ。
そしたら、どんな結果になったとしても…

お互い、良いだろ?

黙ったまま、時間が経つのを待つんじゃねぇぞ!!

俺が言いたいのはそれだけだ。

じゃあ…頑張れよ。」
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