俺様ダーリン!?
それから数時間後━━━

時計を見ると2時30分。

「優花、準備出来たー?
そろそろ行くよ!!」

『うん♪
大丈夫っ!!』

あたしたちは出発し喫茶店へ向かう。

あたしたちが喫茶店に着くと柏木先生がもういた。

「早かったな…」

「この辺で用事あったからさ。」

「あれ?
今日、拓哉は?」

「…実家。
さすがに連れてこれないでしょ;;」

あたしは黙ったまま2人の会話を聞き続けた。

「それで…
拓哉のこと、認知してくれるの?」

「うん。
俺の子供だしな…
でも、なつみと結婚は出来ない。」

「分かってるわよ…
あたしのことはいい。
拓哉さえ認知してくれれば…」

柏木先生がそう言ったとき、後ろから声がした。

「な、なっちゃんっ!!」

茶髪で長身。
優しそうな顔をしたその人が近づいてきた。
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