俺様ﾀﾞｰﾘﾝ!?

｢え…
たっくん!?
な…なんでここに…｡｣

｢ずっと…
探してたんだ｡｣

｢…？
なんで？
あたしたち､別れたじゃん…｣

｢うん…
確かに別れた｡
だけど別れたあと､まだ忘れられなくて…
そんなとき､波奈にあってさ｡

波奈に…聞いたんだ｡
なっちゃん､元気？って｡
そしたら､波奈が話してくれたんだ｡
どうしていきなり別れたい､って言ったのか｡

俺の夢が実現出来なくなるから､迷惑になるから…
だから妊娠したこと言わずに俺から離れたんだろ？｣

｢違う…
子供の…拓哉の父親はこの人なの｡｣

｢嘘つくなよ!!
そんな嘘､俺が信じるわけねぇだろ!?

…今､夢が叶ったんだ｡
お前ら２人分養うこと出来る｡
だから…もっかいやり直そ？
結婚しよ？｣

｢…たっくん…っ(´;ω;`)
ほんとに､ほんとに…
いいの？｣

｢…当たり前だろ｡
俺には…なっちゃんしかいねぇんだ｡
もう絶対離さないから…｣

２人は自分たちの世界に入り込んでいた｡