俺様ダーリン!?
『良かった…!!
あたしも食べよっ♪』

ケーキを食べているとひなたがさっき見た真剣な顔をした。

「さっきの話だけど…」

あたしの胸はドキドキが止まらない。

でもひなたはあたしの気持ちなんて知るはずもなく話を続けた。

「昼、店長に呼ばれて教室に行ったろ?
その時にな…
もう一度Colors復活させてほしいって言われたんだ…

優花、どうする?」

『は、話ってそれ!?』

「うん。」

あたしは一気に安心した。

『なんだー!
深刻そうな顔するから別れ話かと(´Д`;)』

「…ばっかじゃねーの!?
優花を離すかっつーの。」

『う…うん。
良かった…。』

「そーゆーことだからもう変な勘違いすんなよ!?」

『うん!!
ごめんね。』

「謝んなって!
気にしてねぇし。

んでさ、どうする?
バンド…。」

『もし…やれたら夢みたいだよね。
あの時みたいにまたやれたら…って思ってたから。

でも…また歌えるかな?
全然歌ってないし…』
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