俺様ダーリン!?
『3曲聞いていただきましたがどうだったでしょうか?

1、2曲はとても思い入れが強くて…』

あたしは言葉につまる。
そう、10年前の事がよみがえってきて、もう一度Colorsを受け入れてくれた会場の皆の温さに涙が止まらなかった。

『それで…えっと、
皆さんに、もう一度Colorsを受け入れてくれたこと感謝しています。

ありがとうございました。』

あたしが頭を下げるとひなたも頭を下げて、しばらくして話し出した。

「それと今回、“向日葵”という曲を作らせてもらいました。

この曲を聞いて少しでも元気になれた、頑張ろうって思ってくれたら幸いです。

今日は本当にありがとうございました。

また会いましょう!」

あたしとひなたはステージを後にした。

「優花、お疲れ様♪
良かったよ!!」

『お疲れ〜!!
めちゃめちゃ緊張したーっ(´;ω;`)
でも楽しかったかな!!』

「おう。
そうだな。」

そんな話をしていると店長が入ってきた。

「ひなたくん、優花ちゃん!!
ライブ最高だったよ!!」

興奮気味に言う店長。
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