俺様ダーリン!?
『びっくりしたねー。
まさか本当に連絡くるなんて…』

「まあなー!
でも嬉しかったよ。」

『うん♪
でも、ごめんね。』

「何が?」

『ひなた…
本当は契約結びたかったよね?
ずっと…夢だったでしょ?』

「え!
その夢って俺たちが小さいときの話じゃん!!

契約も優花のせいとかじゃないし。
店長が電話で聞いてくれてるから。」

『うん…。』

「でもよくそんな前のこと覚えてたな。」

『うん…
ひなたとのことは何でも覚えてる。』

「……

俺も覚えてる…////」

『一緒だねっ♪』

ひなたも覚えてたんだね…
一緒に過ごしてたあの時…
今とはまた違うけど楽しかったよね。


出逢った時からあたしの中はずっとひなただけだった。

それだけ大切だったんだよ。

次の日━━
あたしもひなたも仕事だった。

あたしは明日から学校が始まるからその準備。

ひなたも音楽教室でレッスンが始まるみたい。
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