俺様ダーリン!?
『ん〜…
今は平気だけど舞台立ったら分からんな〜(´;ω;`)』

「じゃあ、やっぱ俺のおまじない、必要かな?」

『ん〜…
どうだろ?
まぁ、やばかったらよろしくっ★』

「…今の言葉忘れんなよ?」

なぜか笑うひなた。

『え!?
なにその笑いっ…』

「え?
気のせいだろ?」

『そうかな〜…』

「そんな、気にすんなって!!
優花、もう着くよ。」

『はぁい。
今日、ひなたは多分控え室に居るんだよね?』

「うん。
ギターの練習してる。」

『じゃあ、卒業式終わったらすぐ行くね。』

「なぁ、ずっと気になってたんだけど…
式終わったら生徒帰っちゃうんじゃねぇの?」

『なんかね、3年生の先生たちが時間稼ぎしてくれるみたい♪
だからちょっとだけ時間あるよ。』

「そっか。
じゃあ俺は控え室行くから。
卒業式、泣くなよ?」

『た、多分大丈夫!!

じゃあ後でね♪』

あたしは式場に、ひなたは控え室へと向かった。
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