俺様ダーリン!?

ねぇ、優樹…
優樹とは喧嘩もいっぱいしたけどいっぱいばか騒ぎしたよね。
よくぶつかり合ったけどそれでもすぐに笑ってたね。
何も出来なかったね。
こんなお姉ちゃんでごめんね。

でも、あたしはいつでも優樹の味方だから。
困ったことがあったらいつでも言ってね。

あたしは、優樹が大好きだから。


しばらくして、ひなたが迎えに来た。


あたしがひなたの車に乗り込むとママは

「じゃあね!!

また家、帰っておいでね。」

そう言って笑った。

うん、帰ってくるよ…


あたしは手を振りその場を離れた。


「昨日の夜、泣いた?」


『ううん。
泣いてないよ。』

「ほんとに〜?」


『ほんとだし!!』

「そ?
ならいいんだけどw」

ひなたはそう言って笑った。

しばらく車を走らせて、マンションに入って行った。


『ここ!?』
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