俺様ダーリン!?
…ってあたし何言ってんだろ;;
ひなたはもうこれで逢う気ないかもしれないのに;;

『今のは…』

あたしが言いかけたときひなたは笑った。

「“逢うかも”じゃなくて
また逢おうぜ!

まあ…優花が良ければ…
だけどさ。」

うっ…嬉しいっ////
ひなたがそんなこと思ってくれてるなんて!

『そんなん…!
逢うに決まってるよっ♪』

あたしは思わず力んだ。

「そんな力まなくても…」

そう言って笑った。

久々だなー…
ひなたのこの顔。
懐かしくて、思わずまた涙がこぼれ落ちそうになる。

あたしは涙を隠すために笑った。

そのあとあたしらは二人で一緒に帰った。

そして別れてからもメールを続けた。

「From:ひなた
Sub:今日は
━━━━━━━━━━━━━━━
本当にびっくりしたわー!
会場に居るときから似た人がいるなー、なんて思ってさ!

まさかなー(^_^;)
なんて思ってて…。

んで終わったら目の前に居て、隣座ったんだ。

それで、中々聞けなくて…
でも優花が席離れたから今しかない!って思って頑張ったよー!笑

優花だ、って分かったとき本当に嬉しかったからさ。」

ひなた…。
ひなたも気づいてたんだね。
あたしだけだと思ってた。
ひなたも“嬉しい”って思ってくれたことがあたしにとっても凄く嬉しいよー。
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