俺様ダーリン!?
なぁ優花…

俺が10年前いなくなった時
どう思った?

俺は正直寂しかったんだ…
ずっと一緒にいれる存在だと思ってたから離れるのは嫌だった。

本当は俺だけでも残りたかった。

だけどまだ一人では何もできない俺を残して行くのは許されなかった…。

だから俺はいつかまた逢える日を信じてた。

だからここに戻ってきたかった。

引っ越してるかもしれないけど、どうしてももう一度会いたかったからここに来た。

それが…
あの日、あのライブ会場で逢えるなんて俺は思ってなかった。


もう一度巡り会えたのは俺たちはどこにいてもまた会える運命なんだ…って自惚れてもいいかな?

君に伝えたいんだ。
“ありがとう”と…。


どんな形でもいい…。
優花にとって近い存在で
いさせてほしい。

ずっとずっと…
このまま過ごせますように。
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