俺様ﾀﾞｰﾘﾝ!?

扉の方を見ると身長の低い女の子が立っていた｡

その女の子は少し戸惑いながら話し出した｡

｢ひなた先生…っ､
今､いいですか…？｣

｢あぁ…
ごめん｡
そろそろ時間か!
入れよ｡｣

ひなたがそう言うとその女の子は楽譜を手に中に入ってきた｡

『あ､じゃあ…
あたし行くね｡
ここにいると邪魔になるでしょ？;;』

｢ここにいろよ｡

あ…いや､邪魔になんねぇから…さ!
時間ヤバいならいいけどさ;;｣

『時間は全然大丈夫★
じゃあひなたの先生ぶりでも見とこーっ♪』


あたしが笑っていると女の子が話しかけてきた｡

｢ひなた先生と仲良いんですねーっ!
あっ､私の名前は柏木 愛菜(ｶｼﾜｷﾞ ﾏﾅ)って言います｡｣

『仲良いってゆうか…
昔からの知り合いだしね★
あたしの名前は桜木 優花です｡

あたしは別に先輩とかじゃないし普通に話してくれていいよ!!
呼び方とかもなんでもいいし♪』

｢あっ…はい｡
分かりましたー!!｣

それでも愛菜が遠慮がちに言うとひなたは言った｡