俺様ダーリン!?
だんだん夜になるにつれて人が集まる。

有名な夜景スポットよりは人は少ないけど…
夜景はどこにも負けないぐらいキレイだった。

結構遠いところだから何時間もかかったけど、ひなたと一緒だからあっという間だった。

ご飯食べてからすぐ直行したもんね!笑


あたしは真っ暗になった空を見上げた。


真上にはキレイにそして美しく輝く満点の星。

目の前にはきれいな夜景。

この時間がすごく幸せだった。


あたしは空を見上げて横にいるひなたに話しかけた。


『ねぇ、ひなたにさ…
あたし、夢は決まってないって言ったじゃん。

だけど実際は…
バカかもしれないけど
やってみたいのがあるんだ。』

「うん。
話して?
ちゃんと聞くから。」



『あたしね…

高校の音楽教師、
やりたいんだ…。』

「教師かあ…
いいんじゃね?
俺は向いてると思う!!
てか、俺的には優香はそうなるって思ってた。」

ちょっぴり照れながら笑うひなた。

あたしはなぜかその笑顔を見て安心した。

「優香なら絶対大丈夫★
応援してるから頑張れよ!」

ひなたは優しく、でも強く言ってくれた。
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