俺様ﾀﾞｰﾘﾝ!?

『前と変わってなかったよ｡
ひなたはずっとひなたのままかな｡』

｢これからどーすんの!?
付き合ったりするの？｣


あたしは…
今この質問を避けたかった｡
自分でも分からない…｡

彼女の存在…
あたしは考えたくなかった｡
あたしは自分の中で気づかないようにしてた想いを皆に話すべきか悩んだ｡

『んー…
分かんない｡
ひなたに彼女がいるかも分かんないし､あたしにはひろｸﾝがいるし｡
でもこの先､どうなる分かんないからまたその時だなー…』


あたしは今の想いを隠した｡


その後も色んな話をして､過ごした｡

あたしたちは時間も遅くなったから帰ることにした｡

『また会おうね!
ばいばーい♪』

そう言って…｡

あたしは美月と帰ることにした｡

美月は歩きながらあたしに

｢明日さ､暇？
暇ならあたしの家に泊まりにこない？｣

そう言った｡

『行くーっ!
じゃあﾏﾏに連絡しとくわ!!』

あたしは早速ﾏﾏに連絡し､美月の家へ向かった｡