ちょっと強引なキミ
先輩達に変に絡まれたくないから

あのイケメンは彼氏です♡とか

言っちゃいたいけど……



『ええっと…』


困っている私にイキナリ
頭の上から重たいものが覆いかぶさった


『ちょ?!』


「あー、凛先行っちゃうから帰ったかと…
待たせてごめんねー?」


いや。別に待ってないし…





「あー、先輩がた。すみませんね
華野凛は俺のなんでー、帰ります♡」



先輩にあの可愛すぎる笑顔を向けて千夏にも
バイバイーと手を振った健太郎は

半ば強引に私の手を引っ張る





ちょ────っと待った!!!








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