ちょっと強引なキミ
limeを交換してすぐ

健太郎は私に背を向けた


そう言えば…


今日から私1人暮しなんだ。



今日はママが入学式に来るからって
泊まりに来ただけだから





んー、何か寂しいな。


夕飯もまだだし







『あー!ねぇ、健太郎くん良かったら
うちでご飯食べてかない??』



「え、でも両親居るんじゃ…」



『あー、今日から1人暮らし何だ!
だからね、両親居ないから全然平気!』




少し考えた末に出した健太郎の答えは




「んじゃお言葉に甘えちゃおうかな!」


と乗ってきた




けどこの時健太郎が呟いた



「でーも。1人暮らしの女の子の家に
男の子上げるって意味わかってるのかな?」


って言葉はウキウキしてる私には



聞こえなかった




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