ちょっと強引なキミ
てゆうか


このイケメン



何処かで…。


『あ!!!昨日の人!?』



最初は髪の毛が顔にかかってて
よく顔が見えなかったけど


髪をかき揚げたカレは昨日の美少年だ





「あー。覚えててくれてたんだ!
てゆーか同じ学校なんだね♪」



うん。


仲良くしようね!私は華野凛!

って

自己紹介くらいはしたいところだけど






『学校遅刻しちゃうよ!早く行かないと!』



「なら一緒に遅れて」



『はっ?』







2番線の電車のドアが閉まります

プシュ────。







え、














えぇぇぇぇぇ??!!!!




『嘘嘘嘘。。初日から遅刻?嘘。』






「行っちゃったね。ラッキー♪」




何がラッキーなのさ、
もう、アンラッキーでしかないでしょ?!





頭おかしいのこの人






『はぁ…』



「ため息つくと幸せ逃げるぞ」


「俺、酒井健太郎よろしく♪」



遅刻したってゆうのに呑気に
自己紹介を始めた美少年、酒井くん。




男の子なのに綺麗な酒井くんは

声も笑顔も綺麗で


全てが輝いて見えた





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