もう一度君を近くで。【短】


柊馬が泣いたの初めて見たの。


私は何回もコケたりして、小さい頃からよく泣いてたけど…。



たがら、柊馬が私の為に泣いてくれるなんて。。。



「小春…。
これやる。」



と置かれたのは、指輪。



「うそ!?」



聞こえるはずの無い私の声。





「俺が、俳優として成功したらちゃんと言おうと思ってた…。
それ、小春のちっせぇ指に合わせて作ったから、多分他の女じゃ、合わねぇんだよ。。。」




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