もう一度君を近くで。【短】



「おじさん、帰るね。」



落ち込んた気持ちを悟られないように、なるべく笑顔でそう言ったの。



「東京かぁ。。。
遠いなぁ。」



今までずっとそばにいたから、ますます遠くに感じた。



「会いたいよ、柊馬。
東京に行くこと一言くらい、言ってくれても良いじゃん。。。」


そう独り言をつぶやきながら、家に帰った。



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