幸せ日和
話が終わり、おそるおそる、未来を見た。
「…みっくん、引いた?」
内容が内容なだけに、引かれてもおかしくないと覚悟を決めたが、
「引くわけないじゃん!」
未来は日和を、優しく抱きしめてくれた。
しばらくして、
「だから最近、帰るのが遅かったんだ…」
納得したように、何度も頷く。
「一緒に住むか?」
「え」
突然の事に、日和は驚いたが、小春は家が建つまで実家にいると言うし、この調子では、出産後もいるだろう。
今ならまだ我慢出来るが、赤ちゃんが家に来た事を考えると、とても耐えられそうにない。
「俺、1人暮らしだし、ひよちゃんが来ても全然気にならないよ」
付き合ってまだ間もないのに、未来はいつだって日和の気持ちを優先して考えてくれる。
その日、日和は仮眠室で朝まで過ごし、翌日は休みだったので、夜勤明けの未来と一緒に帰った。
「…みっくん、引いた?」
内容が内容なだけに、引かれてもおかしくないと覚悟を決めたが、
「引くわけないじゃん!」
未来は日和を、優しく抱きしめてくれた。
しばらくして、
「だから最近、帰るのが遅かったんだ…」
納得したように、何度も頷く。
「一緒に住むか?」
「え」
突然の事に、日和は驚いたが、小春は家が建つまで実家にいると言うし、この調子では、出産後もいるだろう。
今ならまだ我慢出来るが、赤ちゃんが家に来た事を考えると、とても耐えられそうにない。
「俺、1人暮らしだし、ひよちゃんが来ても全然気にならないよ」
付き合ってまだ間もないのに、未来はいつだって日和の気持ちを優先して考えてくれる。
その日、日和は仮眠室で朝まで過ごし、翌日は休みだったので、夜勤明けの未来と一緒に帰った。