幸せ日和
「瞬、向こうでママと遊んどきない(訳:遊んでて)」
子どもが嫌いな日和を気遣い、瞬を日和から遠ざけようとするが、
「やだっ、おじちゃんと遊ぶの!」
瞬が駄々をこねる。
暴れる瞬を咲が抱き抱え、別室に瞬を連れて行き、最初は優しく瞬をなだめていたが、泣き叫ぶ瞬に苛立ち、
「おじちゃんはお姉ちゃんとお話しとるでダメって言(ゆ)うとるやろ!
ええ加減にせんか!!
(訳:おじちゃんはお姉ちゃんとお話しているからダメって言ってるでしょ。
いい加減にしなさい!!)」
ブチ切れた咲の声が聞こえる。
「あの…遊んであげて」
これ以上、咲のヒステリックな声を聞いていたくなくて、日和は未来に声を掛ける。
未来も、同じ気持ちだったらしく、
「ごめん、ちょっとだけにするから」
すぐに、瞬と咲がいる部屋に入って行った。
しばらくして、日和はソッと立ち上がると、未来たちがいる部屋を覗いた。
子どもが嫌いな日和を気遣い、瞬を日和から遠ざけようとするが、
「やだっ、おじちゃんと遊ぶの!」
瞬が駄々をこねる。
暴れる瞬を咲が抱き抱え、別室に瞬を連れて行き、最初は優しく瞬をなだめていたが、泣き叫ぶ瞬に苛立ち、
「おじちゃんはお姉ちゃんとお話しとるでダメって言(ゆ)うとるやろ!
ええ加減にせんか!!
(訳:おじちゃんはお姉ちゃんとお話しているからダメって言ってるでしょ。
いい加減にしなさい!!)」
ブチ切れた咲の声が聞こえる。
「あの…遊んであげて」
これ以上、咲のヒステリックな声を聞いていたくなくて、日和は未来に声を掛ける。
未来も、同じ気持ちだったらしく、
「ごめん、ちょっとだけにするから」
すぐに、瞬と咲がいる部屋に入って行った。
しばらくして、日和はソッと立ち上がると、未来たちがいる部屋を覗いた。