幸せ日和
やがて、気持ちを落ち着かせた後、今度は日和を休憩中に呼び出し、優花とは寸前のところまでいったが、日和の顔がちらつき、する事が出来なかったと、正直に話した。

日和は少しだけ笑うと、

「わたしね、みっくんが好きだよ。
今も、きっと、これからも。
…みっくんとの赤ちゃん、産んでも…いいかな?」

遠慮がちに、未来に聞いた。

「当たり前だろ…?
日和、結婚しよう!」

未来の言葉に、日和の目からは、涙がこぼれ落ち、未来は、優しく日和を抱きしめた-。
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