幸せ日和
ただ、傍にいて。
-「妊娠してますね。
ちょうど7週目に入ったところです」
モニターを見ると、小さな袋の中に、赤ちゃんがいて、ピコピコと心臓が動いている。
それを見た瞬間、早くも愛しさが溢れ、今回は産みたいと思った。
友紀(ともき)は戸惑うかもしれないが、友紀が嫌がるのなら、その時は迷惑はかけないように、1人で産んで育てよう。
「あのね、妊娠してるの」
友紀に妊娠を告げると、案の定、固まった。
「あ、タケ君は勃たなかったから、タケ君の子どもじゃないよ」
念の為、未来とは何もなかった事も告げる。
「マジかぁ~…」
友紀はため息をついた。
「俺さ、前にも言ったかもしれないけど、父親がいないから、どう、子どもに接していいかわからないんだ」
友紀は、ぼんやりと遠くを見る。
ちょうど7週目に入ったところです」
モニターを見ると、小さな袋の中に、赤ちゃんがいて、ピコピコと心臓が動いている。
それを見た瞬間、早くも愛しさが溢れ、今回は産みたいと思った。
友紀(ともき)は戸惑うかもしれないが、友紀が嫌がるのなら、その時は迷惑はかけないように、1人で産んで育てよう。
「あのね、妊娠してるの」
友紀に妊娠を告げると、案の定、固まった。
「あ、タケ君は勃たなかったから、タケ君の子どもじゃないよ」
念の為、未来とは何もなかった事も告げる。
「マジかぁ~…」
友紀はため息をついた。
「俺さ、前にも言ったかもしれないけど、父親がいないから、どう、子どもに接していいかわからないんだ」
友紀は、ぼんやりと遠くを見る。