星にネガイゴト。
そして、次の日の夜。
知らない人から着信があった。
出ると、
「優叶の母です。」
それは葬式への案内。
お母さんの声もかすれていて
どれだけ泣いたのかを物語ってるようで
それでも気丈に振る舞う姿に
君を思い出されて泣きそうになる。
涙はとっくに枯れたはずなのに
また溢れてきて
私の手を濡らす。
ねえ、どこまで苦しめるの。馬鹿。
「連絡が遅れてごめんなさい。
あの子の物を整理していて、
大切にしまってあるものを見つけたの。
…貴方への手紙。
ぜひ葬式に来てくださいね。
貴方に渡したいの。」
そう言って切れた電話。
知らない人から着信があった。
出ると、
「優叶の母です。」
それは葬式への案内。
お母さんの声もかすれていて
どれだけ泣いたのかを物語ってるようで
それでも気丈に振る舞う姿に
君を思い出されて泣きそうになる。
涙はとっくに枯れたはずなのに
また溢れてきて
私の手を濡らす。
ねえ、どこまで苦しめるの。馬鹿。
「連絡が遅れてごめんなさい。
あの子の物を整理していて、
大切にしまってあるものを見つけたの。
…貴方への手紙。
ぜひ葬式に来てくださいね。
貴方に渡したいの。」
そう言って切れた電話。