君が見せてくれた、私の世界
高校生活
初登校
学校に通うと決めた日から、日常は慌ただしく過ぎて行った。
制服を用意して、教科書を用意して…と必要なものが多かったから。
きちんと、パパの知り合いの理事長さんに挨拶にも行った。
「想世架ちゃんならやっていけるよ。
お前の子なんだから。」
理事長さんにもそう言ってもらえて、なんとなく自信がついた。
きっと、大丈夫。
「そよ、大丈夫?」
「……う、うん。」
そして今日。
初めて学校に行きます。
実際行くのは2回目だけど…あの時は、春休み中で講習とか部活の生徒さんしかいなくて。
しかも、裏口から行ったから誰とも会わずに行って帰ってこれた。
制服を用意して、教科書を用意して…と必要なものが多かったから。
きちんと、パパの知り合いの理事長さんに挨拶にも行った。
「想世架ちゃんならやっていけるよ。
お前の子なんだから。」
理事長さんにもそう言ってもらえて、なんとなく自信がついた。
きっと、大丈夫。
「そよ、大丈夫?」
「……う、うん。」
そして今日。
初めて学校に行きます。
実際行くのは2回目だけど…あの時は、春休み中で講習とか部活の生徒さんしかいなくて。
しかも、裏口から行ったから誰とも会わずに行って帰ってこれた。