君が見せてくれた、私の世界
好き
ー想世架sideー
「じゃあ、ここにお着替え置いておくわね。」
私が目を覚まして、数日。
…ママは、黙ってリハビリをしていたことを怒らなかった。
パパも何も言ってこない。
……ついに、愛想をつかされたのかもしれない。
普段と何も変わらないから、それが余計に私の不安を煽る。
「……。」
上半身を起こされたベッドの上で、ママを横目に見る。
いつも通り、花瓶にお花を生ける横顔は特に変わりない。
「…?」
ふと…私の視線に気がついたママが顔を上げて、私を見ながら首を傾げた。
「どうしたの?
ママの顔、なにかついてる?」
「な、なんでもないよ。」
聞きにくい。
ママなら怒ってくるかと思ってたのに、怒らないから…余計に怖い。
「じゃあ、ここにお着替え置いておくわね。」
私が目を覚まして、数日。
…ママは、黙ってリハビリをしていたことを怒らなかった。
パパも何も言ってこない。
……ついに、愛想をつかされたのかもしれない。
普段と何も変わらないから、それが余計に私の不安を煽る。
「……。」
上半身を起こされたベッドの上で、ママを横目に見る。
いつも通り、花瓶にお花を生ける横顔は特に変わりない。
「…?」
ふと…私の視線に気がついたママが顔を上げて、私を見ながら首を傾げた。
「どうしたの?
ママの顔、なにかついてる?」
「な、なんでもないよ。」
聞きにくい。
ママなら怒ってくるかと思ってたのに、怒らないから…余計に怖い。