君が見せてくれた、私の世界
薔薇の赤
翌日。
今日が、最終日。
今日の夕方には、またあの病院に帰らなきゃならない。
「ほら、そよ。
早くご飯食べちゃいなさい。」
「はぁーい。」
朝ご飯をつつきながら、今日は何をしようか考える。
平日だから、千暁たちは学校だし…。
1人でお散歩行くのもいいけど、そんなこと病院にいたって出来る。
「ママ〜。」
「なぁに?」
「ママの今日の予定は?」
「今日は特に何もないわ。
せっかくだから、一緒にお買い物にでも行きましょうか。」
「ほんと!?」
「えぇ。
そよの好きなブランドのお洋服、見に行きましょうね。」
「やったぁ!」
早くご飯食べちゃおう。
ママとお買い物なんて、久しぶりすぎる。
いつもは、ママが私の好きなブランドで適当に揃えてくるから。
普段着から、パジャマまで。
自分で選ぶなんてこと、ほとんどない。
今日が、最終日。
今日の夕方には、またあの病院に帰らなきゃならない。
「ほら、そよ。
早くご飯食べちゃいなさい。」
「はぁーい。」
朝ご飯をつつきながら、今日は何をしようか考える。
平日だから、千暁たちは学校だし…。
1人でお散歩行くのもいいけど、そんなこと病院にいたって出来る。
「ママ〜。」
「なぁに?」
「ママの今日の予定は?」
「今日は特に何もないわ。
せっかくだから、一緒にお買い物にでも行きましょうか。」
「ほんと!?」
「えぇ。
そよの好きなブランドのお洋服、見に行きましょうね。」
「やったぁ!」
早くご飯食べちゃおう。
ママとお買い物なんて、久しぶりすぎる。
いつもは、ママが私の好きなブランドで適当に揃えてくるから。
普段着から、パジャマまで。
自分で選ぶなんてこと、ほとんどない。