君が見せてくれた、私の世界
「ーーほら、これなんかどう?
そよにぴったりだわ!」
「うーん…。
そっちも可愛いけど、私こっちの白いレースの方がいいなぁ…。」
「じゃあ、そっちにしましょう!
ママ、お会計してくるからここで待っててね。」
「分かった。」
病院で使うパジャマや、ハンドタオル。
可愛いデザインが多くて、ついつい色々買っちゃった。
これで少しは入院生活が楽しくなるかもしれない。
「お待たせ、そよ。」
「大丈夫だよ。」
店頭に並んでる服を見ていたら、会計を終えたママが戻ってきて。
今度は、お昼ご飯を食べにママ行きつけのレストランに向かった。
「あら、美味しい。
これとっても美味しいわよ。」
「あ、ほんとだ…。」
何気ない会話の一つ一つ。
でも…もう、明日からは出来ない。
私は、明日からまた…あの白い檻の中へと戻らなきゃいけない。
次に出てこれるのはいつなんだろう。
そよにぴったりだわ!」
「うーん…。
そっちも可愛いけど、私こっちの白いレースの方がいいなぁ…。」
「じゃあ、そっちにしましょう!
ママ、お会計してくるからここで待っててね。」
「分かった。」
病院で使うパジャマや、ハンドタオル。
可愛いデザインが多くて、ついつい色々買っちゃった。
これで少しは入院生活が楽しくなるかもしれない。
「お待たせ、そよ。」
「大丈夫だよ。」
店頭に並んでる服を見ていたら、会計を終えたママが戻ってきて。
今度は、お昼ご飯を食べにママ行きつけのレストランに向かった。
「あら、美味しい。
これとっても美味しいわよ。」
「あ、ほんとだ…。」
何気ない会話の一つ一つ。
でも…もう、明日からは出来ない。
私は、明日からまた…あの白い檻の中へと戻らなきゃいけない。
次に出てこれるのはいつなんだろう。