君が見せてくれた、私の世界
「お散歩…行きたい。」
「お散歩?」
「うん…。
ほら、外…軽く雪積もってるから。」
「大丈夫なのか…?」
「うん。
…行っちゃ、ダメかなぁ……。」
行けるところには、行きたい。
今のうちに…行かないと。
「……しゃねーな。」
「連れてってくれるの…!?」
「あぁ。
九条先生に許可もらえたらな。」
「はーい!」
私と千暁のお散歩といったら、病院の外を出てすぐにある公園。
わくわくしながら九条先生に聞くと、渋々といったところで許可が降りた。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「千暁とお散歩久しぶりだなぁ…。」
「そうだな。
…ちゃんと、上着着てきたか?」
「うん。」
パジャマの上から、カーディガンと大きめのショールを羽織って千暁とお散歩に出かけた私。
外に出る予定なんかないから、ちゃんとしたコートや服は病室に置いてない。
今日はやっぱり、寒い。
「……くしゅっ。」
「これ、着とけ。」
「わっ…だ、大丈夫だよ。
千暁が風邪ひいちゃう。」
千暁はくしゃみを漏らした私を見て、ふっと笑いながらもコートを肩に掛けてくれる。
「お散歩?」
「うん…。
ほら、外…軽く雪積もってるから。」
「大丈夫なのか…?」
「うん。
…行っちゃ、ダメかなぁ……。」
行けるところには、行きたい。
今のうちに…行かないと。
「……しゃねーな。」
「連れてってくれるの…!?」
「あぁ。
九条先生に許可もらえたらな。」
「はーい!」
私と千暁のお散歩といったら、病院の外を出てすぐにある公園。
わくわくしながら九条先生に聞くと、渋々といったところで許可が降りた。
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「千暁とお散歩久しぶりだなぁ…。」
「そうだな。
…ちゃんと、上着着てきたか?」
「うん。」
パジャマの上から、カーディガンと大きめのショールを羽織って千暁とお散歩に出かけた私。
外に出る予定なんかないから、ちゃんとしたコートや服は病室に置いてない。
今日はやっぱり、寒い。
「……くしゅっ。」
「これ、着とけ。」
「わっ…だ、大丈夫だよ。
千暁が風邪ひいちゃう。」
千暁はくしゃみを漏らした私を見て、ふっと笑いながらもコートを肩に掛けてくれる。