君が見せてくれた、私の世界
「明日、おうちに帰りましょうね。
…あなたも賛成、よね…?」
「あぁ…。
もちろんいいよ。
じゃあ、明日車で迎えに来るね。」
「お願いするわ。
…良かったわねぇ、そよ…。」
微笑みながら、私の頭を撫でるママ。
うん、良かったよ。
これで…少しは自由になれる。
身体は、ついてこれないけれど…私は、自由になれたんだ。
「…う、……れし…。」
「嬉しいね。
ふふっ、そよが笑ってる…。」
私が微笑めば、ママは嬉しそうに目を細めてまた笑った。
ママ、ごめんね……。
辛い思い、たくさんさせちゃったね。
ママがこんな風に、力なく微笑むのはもう…見飽きちゃったよ。
ちゃんと、微笑んで
ママには、たくさん笑ってほしい。
私ね、ママの笑った顔大好きなの。
いっぱい絵を描けばママが嬉しそうに笑ってくれるから、たくさん描いたよ。
賞を取れると、誇らしげに私の頭を撫でてくれるから…それが嬉しかったから。
私、頑張ったよ。
ごめんね、ママ。
私、もう…頑張れなくなっちゃったよ。
…あなたも賛成、よね…?」
「あぁ…。
もちろんいいよ。
じゃあ、明日車で迎えに来るね。」
「お願いするわ。
…良かったわねぇ、そよ…。」
微笑みながら、私の頭を撫でるママ。
うん、良かったよ。
これで…少しは自由になれる。
身体は、ついてこれないけれど…私は、自由になれたんだ。
「…う、……れし…。」
「嬉しいね。
ふふっ、そよが笑ってる…。」
私が微笑めば、ママは嬉しそうに目を細めてまた笑った。
ママ、ごめんね……。
辛い思い、たくさんさせちゃったね。
ママがこんな風に、力なく微笑むのはもう…見飽きちゃったよ。
ちゃんと、微笑んで
ママには、たくさん笑ってほしい。
私ね、ママの笑った顔大好きなの。
いっぱい絵を描けばママが嬉しそうに笑ってくれるから、たくさん描いたよ。
賞を取れると、誇らしげに私の頭を撫でてくれるから…それが嬉しかったから。
私、頑張ったよ。
ごめんね、ママ。
私、もう…頑張れなくなっちゃったよ。