君が見せてくれた、私の世界
「乗る?」
「うん。
少しだけ…散歩、してきてもいいかな?」
「それならパパも一緒に行くよ。
そよ1人じゃ迷子になるかもしれない。」
「この街を知るのもいいことだわ。
パパと仲良くするのよ?」
「うん…!」
パパに抱き上げてもらって、そっと車椅子に乗せてもらうと。
お気に入りの膝掛けをかけて、パパと一緒に家を出た。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「綺麗だね。
これが桜だよ、そよ。」
「…これが、桜…?」
しばらく歩き続けていると、大きな大木の桜を見つけた。
これが…日本の桜…。
淡いピンク色の花びらがひらひらと風で舞っている。
桜を見るのは初めてじゃないけど、日本の桜を見るのは初めて…。
「わぁ…。」
ちょうど手のひらに落ちてきた桜の花びらを撫でてみる。
ふわふわしてて、なんだかくすぐったい。
「うん。
少しだけ…散歩、してきてもいいかな?」
「それならパパも一緒に行くよ。
そよ1人じゃ迷子になるかもしれない。」
「この街を知るのもいいことだわ。
パパと仲良くするのよ?」
「うん…!」
パパに抱き上げてもらって、そっと車椅子に乗せてもらうと。
お気に入りの膝掛けをかけて、パパと一緒に家を出た。
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「綺麗だね。
これが桜だよ、そよ。」
「…これが、桜…?」
しばらく歩き続けていると、大きな大木の桜を見つけた。
これが…日本の桜…。
淡いピンク色の花びらがひらひらと風で舞っている。
桜を見るのは初めてじゃないけど、日本の桜を見るのは初めて…。
「わぁ…。」
ちょうど手のひらに落ちてきた桜の花びらを撫でてみる。
ふわふわしてて、なんだかくすぐったい。