君が見せてくれた、私の世界
「はぁ…。」
小さい頃から入院してるせいか、なんとなくそういう勘は当たるようになった。
それに自分の身体だもん。
誰よりも私が一番理解してるよ。
「ーーそよ。」
ぼーっと沈んでいく夕焼けを見ていたら。
いつの間にか戻ってきていたママが声をかけた。
身体を起こすのが辛くて、目線だけ合わせると近くの椅子に座ったママが話し出した。
「身体の具合があんまり良くないみたいでね。
少しの間入院だって。」
「そう…。」
少しの間ってことは…3日、4日かな…?
GWが終わる頃には、退院出来るよね…。
「少しって、どのくらい…?」
「2週間くらい…かしらね。」
「……え…。」
2週間って…学校、始まってるよ?
行けないってこと…?
小さい頃から入院してるせいか、なんとなくそういう勘は当たるようになった。
それに自分の身体だもん。
誰よりも私が一番理解してるよ。
「ーーそよ。」
ぼーっと沈んでいく夕焼けを見ていたら。
いつの間にか戻ってきていたママが声をかけた。
身体を起こすのが辛くて、目線だけ合わせると近くの椅子に座ったママが話し出した。
「身体の具合があんまり良くないみたいでね。
少しの間入院だって。」
「そう…。」
少しの間ってことは…3日、4日かな…?
GWが終わる頃には、退院出来るよね…。
「少しって、どのくらい…?」
「2週間くらい…かしらね。」
「……え…。」
2週間って…学校、始まってるよ?
行けないってこと…?