君が見せてくれた、私の世界
花火大会
退院してから、数日。
私はママの提案で、花火大会に行くことになった。
パパとママと3人で行く花火大会。
ママが浴衣を着付けてくれて、髪を綺麗にまとめて簪まで挿してくれた。
「そよは色白で可愛いだから、本当になんでも似合うのね。」
「そんなこと…。」
鏡の前に映る私は、いつもとなんだか違う。
白地に淡いピンクや水色の朝顔が咲いていて、赤色の帯にはママが付けてくれたレースのリボンが存在感を表してる。
簪だって、ピンクの桜モチーフでママがまとめてくれた髪に映えていた。
「可愛いねそよ。
聖美も似合ってるよ。」
「やだ、あなたったら…。」
恥ずかそうにパパの肩を叩くママの顔は、赤くなっていて照れてる。
ママの浴衣はパパと同じ色で、模様が違うだけ。
ママが白い牡丹と薔薇で、パパのやつは刺子縞。
同じ生地で作ってもらったみたいで…いつも思うけど、本当に仲良し。
私はママの提案で、花火大会に行くことになった。
パパとママと3人で行く花火大会。
ママが浴衣を着付けてくれて、髪を綺麗にまとめて簪まで挿してくれた。
「そよは色白で可愛いだから、本当になんでも似合うのね。」
「そんなこと…。」
鏡の前に映る私は、いつもとなんだか違う。
白地に淡いピンクや水色の朝顔が咲いていて、赤色の帯にはママが付けてくれたレースのリボンが存在感を表してる。
簪だって、ピンクの桜モチーフでママがまとめてくれた髪に映えていた。
「可愛いねそよ。
聖美も似合ってるよ。」
「やだ、あなたったら…。」
恥ずかそうにパパの肩を叩くママの顔は、赤くなっていて照れてる。
ママの浴衣はパパと同じ色で、模様が違うだけ。
ママが白い牡丹と薔薇で、パパのやつは刺子縞。
同じ生地で作ってもらったみたいで…いつも思うけど、本当に仲良し。