君が見せてくれた、私の世界
「はっきり申し上げますが、今の想世架さんの身体は…小康状態です。」
「小康…状態…?」
「はい。
体調が治ったわけではなく、ただ今は落ち着いている。
…だから、いつまた悪くなるか分からない。」
「……え…?」
治ってたわけじゃ、ないの?
あれだけ気にかけて…治るように頑張っていたのに?
私の努力は無駄だったの?
「自宅療養が1番でしょう。
日本に来たばかりとはいえ、ご自宅の馴れた環境で穏やかに過ごすのが良いと思われます。」
なにそれ…。
せっかく、学校に行けると思ったのに…。
「仕方ないのよ、そよ。
ゆっくり休みましょ?」
「……。」
「想世架ちゃんが学校に行きたがってるのは、ちゃんと分かってるよ。
だから、ちゃんと治してから行こう。」
「……はい…。」
なによ、それ…。
「小康…状態…?」
「はい。
体調が治ったわけではなく、ただ今は落ち着いている。
…だから、いつまた悪くなるか分からない。」
「……え…?」
治ってたわけじゃ、ないの?
あれだけ気にかけて…治るように頑張っていたのに?
私の努力は無駄だったの?
「自宅療養が1番でしょう。
日本に来たばかりとはいえ、ご自宅の馴れた環境で穏やかに過ごすのが良いと思われます。」
なにそれ…。
せっかく、学校に行けると思ったのに…。
「仕方ないのよ、そよ。
ゆっくり休みましょ?」
「……。」
「想世架ちゃんが学校に行きたがってるのは、ちゃんと分かってるよ。
だから、ちゃんと治してから行こう。」
「……はい…。」
なによ、それ…。