君に恋してると気づくまで

心臓が痛い


体中が動かない


そして、涙が止まらない


「ねーちゃん、どしたの?優ちゃん暗かったし」


「た、たかと。…ま…ママ呼んで」


「ねーちゃん!!??母さん、ねーちゃんが!」


それから意識がない


覚えてない


ただひたすら優人には言わないでって


願った


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