君に恋してると気づくまで

ブブ

みんな寝静まった頃、蓮からメールが来た

━ 叶子、今何してるの?


━ 蓮、今12時!ったくマナーなってない!


━ なんかあったね?


━ わかる?実は今病院


そして、私は寝落ちした


次の日


蓮は、真っ先に病院に来た。制服で


あー昨日休まなければ良かったなあ

蓮と最後のプリクラ撮れば良かった


って思った

「叶子?」


「蓮、心配なった?」


「当たり前でしょ!」


「フフフ。蓮?だいすき」


「お別れみたいな言い方やめて」


「昨日、寝ちゃってさごめん。あと、優人には上手く言っといてくれる?」


「叶子、あ…あのね?その村田の話昨日しようとしてたんだけど」


「何?引越し?」


「知ってたの?」


「昨日聞いた。口きいてもらえたの!1日で元通りって私たちの関係ウケる」


「叶子」


「明るくいないと悲しいの!死ぬんだよ?遠恋考えたりしてバカじゃん私!優人も優人だよ!何年の付き合いだよ!ほんと、私の人生ろくに生きてない!」


「叶子、ごめん。ごめんね。つらいのは叶子なのに。私は生きてほしいなんて思ってて、それから今まで厳しくして」


「叶子。ごめん。当たった。これは八つ当たり」


「いいんだよ!言いなよ!ね?」


「蓮だいすき。ずっとずっと忘れないでね」


「叶子、村田にも言って。村田にもここに入れる時間があと1日なんだって」


「蓮、ありがとう。学校行って。遅刻してるんだから」


「何かあったら言って!すぐ飛んでくる!」


「蓮子、大丈夫。わたし死なないよ」


< 18 / 27 >

この作品をシェア

pagetop