君に恋してると気づくまで
ブブ
みんな寝静まった頃、蓮からメールが来た
━ 叶子、今何してるの?
━ 蓮、今12時!ったくマナーなってない!
━ なんかあったね?
━ わかる?実は今病院
そして、私は寝落ちした
次の日
蓮は、真っ先に病院に来た。制服で
あー昨日休まなければ良かったなあ
蓮と最後のプリクラ撮れば良かった
って思った
「叶子?」
「蓮、心配なった?」
「当たり前でしょ!」
「フフフ。蓮?だいすき」
「お別れみたいな言い方やめて」
「昨日、寝ちゃってさごめん。あと、優人には上手く言っといてくれる?」
「叶子、あ…あのね?その村田の話昨日しようとしてたんだけど」
「何?引越し?」
「知ってたの?」
「昨日聞いた。口きいてもらえたの!1日で元通りって私たちの関係ウケる」
「叶子」
「明るくいないと悲しいの!死ぬんだよ?遠恋考えたりしてバカじゃん私!優人も優人だよ!何年の付き合いだよ!ほんと、私の人生ろくに生きてない!」
「叶子、ごめん。ごめんね。つらいのは叶子なのに。私は生きてほしいなんて思ってて、それから今まで厳しくして」
「叶子。ごめん。当たった。これは八つ当たり」
「いいんだよ!言いなよ!ね?」
「蓮だいすき。ずっとずっと忘れないでね」
「叶子、村田にも言って。村田にもここに入れる時間があと1日なんだって」
「蓮、ありがとう。学校行って。遅刻してるんだから」
「何かあったら言って!すぐ飛んでくる!」
「蓮子、大丈夫。わたし死なないよ」