君に恋してると気づくまで
勇気
「叶子。ふざけないで」
「あ、ごめん」
「俺叶子がスキなんだ。本当の恋のスキ」
「え?……え?…優人」
「俺は叶子の王子様になりたい」
息を沢山吸った
驚いたけと
嬉しかった
学校でモテモテな優人に好きな人できないか、いつも確認した
優人が髪切っただけで、ドキドキした
優しい優人
かっこいい優人
ワタシの近くにいつも一緒の優人
ワタシより身長が高くて、髪はサラサラで目が綺麗
声で、足音で優人だとわかる
あーもっともっと早くこの気持ちに気づいていれば
「優人。ありがとう。私、私の方がむちゃくちゃすっごく優人がだいすき!これが好きな人がいる気持ちなんだってわかった。初恋が両思いでしかも、だいすきな優人で、こんなにイケメンな王子様で私は最高に嬉しい。幸せ」
ワタシは優人に抱きついた
甘いキスをした
長く長く
離れたくない気持ちを大好きだよって気持ちをこめて
優人の赤い顔めっちゃ可愛い
ブーブー
そして私たちのキスに別れのブザーが鳴り響く