君に恋してると気づくまで
エピローグ
「叶子、元気か?天国でもはしゃいでんだろなあ」
「叶子だから天使にでもなってるかもね」
叶子が死んで10年
俺達は27になった
俺と叶子の友達、津田蓮子は付き合い始めてる
蓮子と付き合う、数年前
手紙がに届いたと蓮子から電話があった
手紙の相手は叶子だった
叶子が死ぬ前に書き残したらしい
『ディア おふたりさん
おふたりさんってわかる?
蓮子と優人!
元気?
さっきママ達に手紙書き終えたの!
今からおふたりさんに書くの。
天国ってね、あったかいの!
なんてね、嘘!
そろそろ体ヤバイから手紙残すことにしたの!
死ぬ前に書くの常識でしょ?
ワタシ幸せだった!
泣いて、八つ当たりしてごめんね。
だいすきを伝えたかった。
もっと彼女したかった。
もっと友達でいっぱい遊びたかった。
でもね、思ったの。
蓮子と優人
ふたりには幸せになってほしいなあって
だから!
私が死んだら、ふたりは新しいお城を築いてね。
わかる?
頼むよ?最後のお願い
フロム 幸せ者』
叶子の母さんから娘の気持ちを大事にしてと言われた
そして、話をして会ううちに
俺達は、惹かれていったのだ
「叶子ありがとう」
「蓮子、見て虹」
「不思議だ。雨も降ってないのに」
「叶子喜んでるかな」
「きっと大喜びね」
「帰ろっか」
また、いつか帰ってこいよ
なんてな
END