ハイバネーション 【完】
「いろはーーーっ!」

亮介が大きく手を振って
あたしに手を伸ばしてきた。


バトン、パス!


バトンを渡し、すぐにトラックの内側へ。
そして、地面に座り込む。


『イタタタタ・・・』

「どうした?足やっちゃった?」


クラスの女子が気にしてくれた。
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