メガネ地味子の隠した事情
「はぁー、いい買い物出来た。」


ホクホク顔になって言うと


「「うん、躊躇いなく良い買いっぷりだった!」」


と2人に言われる。


「さぁ、どこでお昼ご飯食べる?」

そう2人に聞くと


「「いっそ、地元まで戻ってゆっくりする?」」

「それも悪くないけどそうなるとお昼ってよりおやつの時間にならない?」


「「じゃあ、どっかで美味しいもの食べたい」」


「それなら通り過ぎてきた主要駅でバイキングは?」


「「それ、賛成!」」


そんな感じで買い物を済ませ、帰宅する途中で降りてバイキングに行く事にする。

スイーツメインにパスタやピザなんかもあるバイキング。

値段もそこまで高くなくて、たまーに行くことのあるお店。


そこに行くまでの電車ではこの先の進路の話しとかしつつ、2人の恋バナを聞いたりして、和やかに過ごしつつ無事に目的のバイキングのお店に到着。


パスタやピザを食べてその後のデザートに突入した頃

「面倒とか言ってるけど、ひかるもそろそろメイクしっかりして学校来たらいいじゃん。高校生活も残りわずかだよ?少しくらい周りをギャフンと言わせちゃおうよ!」

そう言う沙織ちゃん
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