マーケット部政談





「ごめんな。夜遅くに。」



そう言って、円お姉ちゃんの部屋に入ってきた青柳さんの後から、見覚えのある男の人が……。



「あれ!? まさか、今日、橋で自殺しようとした人!?」



私の反応に、青柳さんは「やっぱりな。」と頷いた。円おねちゃんは、何が何だかさっぱりわからないと言った風だ。



「どういうこと? 雀、この状況説明してくれる?」




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