ハニー♡トースト


私は絶対に朔弥の特別にはなれない。


もしなれたとして、あとどれくらいかかるのだろう。


その想いは、どれだけの人を巻き込むのだろう。


いつかこの時が来るってわかってた。


決断をしなければいけない日が。


大切な人を、選ばなければいけない日が。


私は目を瞑る。


答えは、決まっていた。


覚悟は、できていた。

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